アロマテラピーで五感を磨く 

2017.03.17 [Fri] 店舗情報

アロマテラピーとは:レポートNo2 

アロマを知る(生命維持に欠かせない理由)

忙しい日々が続くとき、私たちは『少しでもゆとりをもって過ごしたい・・』と自然に思ってしまいます。

そういった緊張感や感情を打ち消す一つの方法(試み)として、体調に応じた『香り』の選択があり、エッセンシャルオイルを用いたアロマテラピー療法は意欲・気分改善や免疫的効果(1)に優れ、今や記憶力にも良い影響を与えると報告されています。

さて、『記憶』といえば、私たちは環境に順応するために、五感(視覚、聴覚、嗅覚、味覚、触覚)をもって常に自然に学んでいます。

特に、五感の中の嗅覚においては、生後すぐ自分の母親の匂いをかぎ分けるという神秘的な潜在能力が備わっており、この驚くべき記憶能力は、胎児8週間で鼻の形、20週間で嗅覚全体がほとんど完成されています。

嗅覚は他の感覚器官とは異なり、誕生からいち早く様々な匂いを瞬時に嗅ぎ分け、度重なる『匂う』という体験をもって脳の記憶系経路を成熟させていきます。

つまり、『匂う』という行為は、生命維持に欠かせない自然な行為であって、匂いの成分が直接大脳辺縁系へ作用するとは、“生命が宿り維持する”という意味で重要な理由(真実)があるのです。 (次回レポートに続く)

(1)E.Hosoiら,Effects of Labender and Grapefruit essential oil on the autonomic nervous system and immune system,Japanese Journal of Aromatherapy Vol13,No1,2013

 

アロマエッセンスの特集(各論:アロマ図鑑特集編No2)

クラリセージ(Clary Sage)ノート:ミドルノート

クラリセージ(英:clary sage, 学名:Salvia sclarea)

クラリセージ精油の原産地はウクライナ、ロシア、アメリカにあって、ラベンダーと同じく酢酸リナリルやリナロールといった精油を多く含んでいます。

その香りは甘いナッツの風味で、強壮作用や鎮静作用があり、神経疲労回復、月経前の障害(PMS)に効果があります。更にエストロゲン刺激作用による無月経、月経不順、更年期障害にも有効性があると認められています。

但し、妊娠中の方には注意が必要です。

≪検査ストレスの緩和から≫

尿失禁の女性患者34名を無作為に3つのグループに分け、尿流動態測定中に各5%ラベンダー精油、クラリセージ精油、無臭対照としてアーモンドオイルのいずれかを吸入

した。収縮期&拡張期血圧、脈拍数、呼吸数などの測定をした結果、クラリセージ精油を吸入したグループで収縮期&拡張期血圧、呼吸数が顕著に低下。これらの結果から尿流動態測定中のストレス緩和にクラリセージ精油の蒸気吸入が適応することが示唆された。

 

AEAJ機関誌 N076 2015参照

参考文献:Seol GH, Lee YHら:Randomized controlled trial for Salvia sclarea or Lavandula angustifolia: J Altern Complement Med.2013 Jul;19(7):664-670

http://www.aromakankyo.or.jp

 

≪AEAJ認定アロマテラピーインストラクター監修≫

**なお、本文は著作権によって保護されています**

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